Case Study建築実例

都会の中で光と風を感じるいえ

House data

愛知県名古屋市 I様

世帯人数 3人 商品名 エスパシオEF
敷地面積 110.06m2 延床面積 100.55m2
1階床面積 52.21m2 2階床面積 48.34m2

初めての家づくりに夢がふくらむIさまご夫妻。唯一気がかりだったのが、約33坪という限られた敷地面積と、間口の狭い縦長のロケーションでした。その心配を設計の工夫で解消し、自然光を豊かに取り入れた、開放的な空間が広がる住まいが完成。ご夫妻の希望をかなえた「数字(畳数)以上の広さを感じる家」となりました。

初めてのマイホームに託した夢が、
全てかなえられました。

「部屋の隅々まで視線が抜けるんですよ」と満足げなIさま。その理由は、南側に設けた「土間リビング」から差し込む自然光と、吹き抜けの天窓から落ちてくる光が、明るく開放的な空間を生み出しているからです。 子育てが始まったばかりの奥様からは、「調理も洗濯も無駄な動きなくできるのがありがたいですね」と、家事が時短できる生活動線がお気に召したとのこと。 さらに、新しいもの好きのIさまが取り入れたITも忙しい奥様をサポート。スマートフォンと家電をつなぎ、お風呂のお湯はりからシャッターの開閉、エアコンの操作まで全てスマホで操作できます。最近はベビーベッドのお子様の様子もスマホでチェック。初めてのマイホームに託した夢をかなえ、家族3人の新しい暮らしが始まっています。

家づくりのストーリー

  • story01
  • 家を建てるきっかけ
子育て環境に配慮した一戸建てを希望。

「夫婦だけのときは、利便性を重視して環状線沿いに住んでいましたが、子育てを考えると排ガスや騒音が気になり、この土地が見つかったのを機に一戸建てを決心しました」。Iさま邸があるのは名古屋市郊外の閑静な住宅地。同じエリアに大学や文化施設もあり、ご夫妻の希望どおり子育てには理想的な環境です。
その一方で、約33坪の縦長な敷地をどのように活かせば快適な住まいができるか、不安もあったとのこと。ご夫妻でいろいろな資料を取り寄せ、設計プランを考える日々が続いたそうです。

  • story02
  • ハウスメーカー選び
想像もしなかった提案が決め手。

「自分たちで設計プランも考えましたが、素人には考えが及ばない提案をトヨタホーム名古屋さんからいただき、結局そのとおりにお願いしました」とIさま。敷地に対する不安を解消した設計プランが、ハウスメーカー選びの決め手となったようです。
ご夫妻が最も気に入ったのが、古くから日本家屋にある「土間」と「リビング」の機能を兼ねた「土間リビング」。スライドスクリーンを開ければLDKプラスαの空間となり、多目的に活用できるウチとソトの中間領域です。
午前中は「土間リビング」を通した南面からの採光に加え、2階中央にあるハイウォールバルコニーから差し込む光が、階段吹き抜けの壁にリバウンド。午後の光は吹き抜けのトップライトから1階LDKまで届きます。「おかげで日中は自然光だけで過ごすことができます。視線が抜けるスケルトン階段の効果もあって、明るく広さを感じるLDKになりました」とIさま。日が暮れてからはキッチンとLDKをつなぐダイナミックな間接照明が奥行き感を演出し、日中とは異なる雰囲気を醸し出してくれるのもお気に入りだそうです。

  • story03
  • 設計・工事
毎日の家事をサポートする生活動線。

子育てと家事で多忙を極める奥様から高評価を得たのは、「生活動線」に配慮した間取りです。「欲しかったパントリーをキッチンの奥に配置してもらい、キッチン、パントリー、サニタリー、リビングが最短でつながる動線で、家中動き回ることなく料理や洗濯がテキパキできます」。さらに、キッチンの手元を隠す腰壁を大判のタイル仕上げにし、笠木を無垢の石にするハイグレードな演出もお気に入りとのことでした。
一方、2階には、中央のバルコニーを挟んで、Iさまがテレワークの際に重宝している洋室と、ご夫妻の主寝室があります。将来的には主寝室を2室に間仕切って子ども部屋に利用する予定です。奥様からは「階段を上がるとすぐ洗濯物が干せるバルコニーがあるのが本当に便利です。日あたりを確保しながら、バルコニーの壁を1.7mと隣の視線を遮る高さにしたので、カーテンなしで安心して暮らせるのもうれしいですね」と2階の間取りについても満足とのことでした。

完成

都会の中で、光と風を感じるいえ。

「リビングの窓を開放して、カーポートの愛車を眺めていると、時折りバーチカルブラインドを揺らす風が入ってきて、思わずニヤッとしてしまうんですよ」。そんなクルマ好きのIさまの一言は、家で過ごす何気ないひとときでも豊かで尊いものになることを教えてくれます。コロナ禍の今だからこそ家という空間の大切さが心に沁みる言葉といえます。
現在、洗車用品の保管スペースとなっている「土間リビング」については、「子どもの遊び場としても最適だし、ピクニック気分で食事も楽しめそう。グリーンを育てて並べるのも素敵ですよね」と、使い方を考えワクワクした様子の奥様。さまざまな思い出づくりができる空間を得た新しい住まいが、家族の暮らしの夢を広げていきます。

暮らしてわかったこうすれば良かったこと
「正直、提案いただいたことの全てに大満足です」とご夫妻。特に2階の主寝室は、最初から寝室と洋室に仕切ればいいのではと疑問に思ったそうですが、今は寝室から目の届くところにベビーベッドを置くことができ、現状は自由度の高い空間にしておくという提案のメリットを感じているそうです。
家を建てる方へのアドバイス
完成した家は希望を全てかなえたものになりました。それに加え、機能門柱に宅配ボックスを組み込み、荷物の到着がスマホに通知される最新システムの採用や、寝室の窓に取り付けられたロートアルミの窓手すりにイニシャルをあしらった遊び心などは、きめ細かい提案だったと思います。自分たちでプランを考え、希望を伝えることは大切ですが、プロのアドバイスには素直に耳を傾けることも、満足度の高い家づくりにつながるのではないでしょうか。

担当スタッフの振り返り

営業担当

横井 基

I様とは土地探しからスタートしました。土地や間取り、外観の提案はもちろん、ファイナンシャルプランナーを入れ、資金面の計画を立てたり、保険の見直しや提案ができました。
これから先も長いお付き合いを宜しくお願い致します。

設計担当プランナー

富樫 正英

ハキハキした奥様と優しいご主人様の仲良しご夫婦が住まう、子育て重視の新居計画。
意外性のある設計は敬遠されてしまうこともありますが、今回の土間リビングという新しい考え方に対して、共感と喜びをもって受け入れていただけたことで、最大限明るさを取り込んだ住み心地のよい暮らしが実現できたと思います。
また、ファサード正面の2階窓に設置された窓手摺に関しても、建物の顔ということでオーダーメイドでデザインさせていただけたこと、感謝しております。
これからも末永く、家族仲良くお家での生活を楽しんでいただければ幸いです。

 

インテリアコーディネーター

I様は、とても熱心に私たちスタッフの提案に耳を傾けて下さり、とてもやりがいを感じながら家づくりを進めさせていただくことが出来ました。ディテールへのこだわりにもご理解を示していただき感謝しております。お子様が育つ過程で家がどう寄り添っていくのか、未来の姿を楽しく想像しています。思う存分、お家ライフを楽しんでいただけたら嬉しいです。