Case Study建築実例

長い人生を豊かにする夫婦2人のいえ

House data

愛知県刈谷市 K様

世帯人数 2人 商品名 エスパシオEF
敷地面積 221.51m2 延床面積 132.04m2
1階床面積 96.11m2 2階床面積 35.93m2

外に開く「窓」を設けず、堅牢な外観のKさま邸。しかし、一歩中に入ると、明るく開放的なリビングや、中庭とつながる浴室が来訪者を驚かせます。重厚感ある内装と家具、考え抜かれた生活動線、冬は暖かく、夏は涼しい、エスパシオの断熱工法が加わり、心身ともに快適な毎日を実現します。ご夫婦二人のこだわりが詰った住まいは、長い人生を豊かに彩ってくれそうです。

中庭とつながる露天風呂のような浴室と、
高級ホテルのようなリビング・キッチン。

人生最後のいえづくりだから、今までかなわなかった夢を全て詰め込みたい。そんなご夫婦の思いをカタチにした新居は、「中庭」を中心に据えたコの字型の住まい。外からのセキュリティは万全にし、内ではたっぷり光が降り注ぐ吹き抜けのリビングが、生活の中心になります。
階段で中庭に出られる「浴室」は、ご主人のたっての希望。最大サイズの浴槽を採用し、壁面にテレビを設置した贅沢な空間です。東南の“一等地”にあるので、朝日を浴びながら露天風呂気分が満喫でき、遊びに来たお孫さんは、中庭でプール遊びをしてそのままお風呂に直行。最近は「じじ、ばばの家に行きたい」としきりにおねだりするようになったそうです。
一方、奥様のこだわりはLDKの内装です。黒を基調とした重厚感あふれるカラーリングに、パープルのソファーが差し色になって、高級ホテルのスイートルームのような空間を創出。玄関やリビング、寝室にあしらわれた湿気やニオイを吸着するエコカラットは、全てデザインを変えることで、空間の演出に一役かっていました。

家づくりのストーリー

  • story01
  • 家を建てるきっかけ
父を看取り、子が巣立ち、夫婦二人だけの住まい。

かつて7人の大家族で生活されていたKさま。3階建て・二世帯住宅の2階がKさま家族の住まいだったことから、外階段の上り下りと“底冷え”のする冬の寒さが堪え難かったとのこと。お父さまを看取り、お子さまが巣立ったのを機に、夫婦二人の住まいについて考え始めました。苦労した階段の上り下りと“底冷え”から解放されることを新居の最低条件とし、あとはご夫婦二人の人生を豊かにするためのこだわりを全て詰め込むことにしたそうです。

  • story02
  • ハウスメーカー選び
温熱環境・断熱性能で、求めた快適性を満たす住まい。

ハウジングセンターを何カ所も巡り、さまざまなハウスメーカーを比較検討されたというKさまご夫妻。その中で自由度の高い設計ができ、最高ランクの温熱環境と断熱性能を持ったトヨタホームのエスパシオが気に入ったそうです。実際、猛暑の中での施工でも現場の大工さんから「さすが、トヨタホームは涼しい」と言ってもらい、自信を深められました。トヨタホームに決めた後は、営業担当者、設計、インテリア担当等、万全の体制を整え対応してくれたとのこと。外壁のカラーリングや浴室のテレビについての提案は当初の意向と異なったそうですが、さすがプロの提案を受け入れてよかったと大満足でした。

  • story03
  • 設計・工事
歳を重ねるほど住みやすさが実感できる、優れた生活動線。

新居を「終の住み処」と位置づけたご夫婦にとって、間取りや動線は老後の生活を想定したもの。バリアフリーのフロアに引き戸、LDKを中心に生活動線は1階に集約し、普段の生活をワンフロアで完結できるようにしました。引き出しと壁面収納のおかげで視界が確保された対面キッチンは、夫婦の会話を楽しみながら料理をそのままテーブルに。背面の勝手口は駐車場に直結し、玄関にまわらず食料品などの買い出し品を運び入れられます。また、寝室には車いすでも利用できるトイレ・手洗いを設置。大きめの手洗いボールで洗面も可能です。
一方、2階は仏間と来客用の和室。引き戸で2間に区切られ、二家族が宿泊できます。新居唯一の廊下には、グリーンのカーペットが敷かれ、夫婦の共通の趣味であるゴルフのパター練習ができるという仕掛け。施工の際にカップを造り込む念の入れようです。
考え抜かれた生活動線と、万一の介護生活にも備えた万全の構造、そして遊び心も忘れない、快適で安心な住まいがお二人の老後を支えます。

完成

夫婦の集大成となった、いえ。

「来訪者に、“建坪は40坪なんですよ”というと、一様に驚かれるんです」とご主人。その言葉どおり、広さを感じる新居は、ご夫婦が工夫された間取りのたまものと言えます。さらに、家づくりは断捨離の絶好の機会と位置づけた奥さまの考えで、新居に運び入れたのは「未来にまで持っていきたいもの」だけ。さらに、見せない、置かない空間づくりで、スタリッシュな空間が創出しました。ご主人が図面を引き、間取りから家具の配置まで何度もシミュレーションを重ねたという新居を、トヨタホームの機能性と快適性がサポートし、ご夫婦の集大成といえる住まいとなりました。

暮らしてわかったこうすれば良かったこと
見せない空間づくりを徹底させる中で、唯一キッチンの「換気扇」が気になると奥さま。完成後に「格納式」の換気扇があることを知り、後悔しきりとのこと。むしろ「こうすればよかった!」が、唯一、換気扇であることに驚くばかりです。
家を建てる方へのアドバイス
老後の住まいは、セキュリティ重視の安心・安全対策が何より重要です。構造はもちろん、建築段階でセキュリティ会社との契約を同時進行させることで、機器の配線も考えた設計が可能になります。また「収納スペースはできるだけ多く」という方がおられますが、何をどれだけ収納するのか、あらかじめ決めておかないとデッドスペースになるだけです。私たちは設計段階で、「ここにはゴルフバッグ」、「ここはお掃除ロボットの基地」、「ここはアルバム棚」など、収納するモノとサイズまで確認してから、収納スペースと配置を決めました。その点、階段下収納はデッドスペースを活用した効率的な収納スペースとして最適です。

担当スタッフの振り返り

営業担当

角倉哲平

K様との家づくりは、K様のこだわりやイメージを具現化していくといった感じで進んでいき私自身も大変勉強になりました。
外観・内観ともに邸宅感を感じられとても素敵なお住まいとなりました。
K様ご夫婦のみならず、ご親戚やご友人などが集まり快適にお過ごしいただければ何よりです。これからも長いお付き合いを宜しくお願いいたします。