Case Study建築実例

中庭を眺める朝日さす平屋のいえ

House data

愛知県知多郡阿久比町 K様

世帯人数 2人 商品名 エスパシオ・エフ
敷地面積 313.85m2 延床面積 103.56m2
1階床面積 103.56m2

庭を囲むように建つ平屋のKさん邸。
「週末の早い時間、8・9・10時の朝日をどうしても部屋に入れたかった」というKさんご夫婦。朝の陽に満ち、窓外に庭の木々が揺れるリビングからその思いが心地よく伝わってきます。室内は生活エリアとプライベートエリアがほどよい距離でつながり、動線も申し分なし。ほとんどの部屋から庭が眺められ、ゆとりとくつろぎあふれる大人の平屋スタイルです。

平屋は移動がラクだからちょっとした片付けが面倒じゃない。

念願の平屋ライフが始まったKさんご夫婦。暮らしの変化についてたずねると「前はその辺に脱ぎっぱなしだった服を寝室クローゼットにちゃんと片付けるようになりました。そういう事が結構大事」とご主人。前住居はリビングなど普段の生活エリアが1階で寝室は2階。階段を上って寝室クローゼットまで行くのが面倒で、片付ける物があっても後回しにしがちだったそう。平屋のメリットである移動の楽さで、小さなストレスも感じることなく部屋の美しさをキープされていました。「リビングにいる時間や過ごし方は前の家と同じでも、この家は開放感があるので気分が違います」と話されるのは奥さま。美しい空間でゆったりと過ごすようになり、くつろぎの質はさらに高まったのではないでしょうか。

家づくりのストーリー

  • story01
  • 家を建てるきっかけ
一軒家の社宅をきっかけに、一軒家を考え始めました。

約2年前、家主さんが海外赴任中の留守宅を社宅として借りることになったKさんご夫婦。その社宅がお二人にとって初めての一軒家でした。しかし、家主さんの帰国予定の3年後までには次の住まいを決めなければなりません。「その時になって探し始めてもすぐに見つからないかもしれない。ぼちぼち家を見に行ってみようか」。そう考えたお二人は建売住宅を見に出かけ、家づくり計画がスタートしました。

  • story02
  • ハウスメーカー選び
営業さんのご自宅(!)を見て、トヨタホームの印象が激変。

実はトヨタホームの家の印象はいまひとつで、候補から外れかけていたというKさんご夫婦。しかし、トヨタホーム名古屋のある営業スタッフとの出会いで流れが変わります。「営業さんが『トヨタホーム名古屋で建てた私の家を見に来てください。1度見ていただければ、その印象は変わります』って。素敵なご自宅を見学させてもらって、そこで本当に印象が変わりました」と思い起こすお二人。土地も見つかり、有力候補だった他社さまとトヨタホーム名古屋のプラン提案の結果、トヨタホーム名古屋が大きくリード。「他社さんは希望を忠実に取り込んでくれるんですが、予算にも忠実過ぎて話が広がらない。トヨタホーム名古屋さんは私たちがすごくひかれる提案をいっぱいしてくれて、(予算調整もしながらどんな家にしていくか)選択の幅がすごくありました」。わくわくしながら家づくりが進められる、そんなトヨタホーム名古屋チームの提案力が決め手でした!

  • story03
  • 設計・工事
設計チームの提案力と、一軒家の前住居で培った判断基準。

Kさんご夫婦のご期待どおり、設計時は様々な提案がありました。Kさん邸は土地形状の都合で、車を駐車場に入れる際には旋回スペースが必要でした。そこで設計スタッフは、当初からの希望「庭が見えるリビング」も合わせて実現する「旋回・駐車ができる庭を囲むコの字型レイアウト」をご提案。石張りの庭は雰囲気も良く、「あまりにもきれいな庭になったから車でふさぐのがもったいなくなって、駐車は別の場所」と奥さまも笑顔です。花や紅葉で季節の移ろいが楽しめるようスタッフが選んだ花木も植えられ、お気に入りの場所となりました。

また、Kさまご夫婦の前住居は一軒家。一軒家への居住経験は「洗濯物干しで階段を上り下りしたくないから平屋」、「収納量は前と同程度で足りるから納戸付きの中二階プランは中止」など、家づくりにおける判断基準になり、お二人の志向や好みにぴったりのプランニングにつながったようです。

完成

「図面そのまま!」と「こうなるんだね、すごい!」

引き渡し時を振り返り、「設計中に図面を見過ぎて、全く(図面)そのまんまにできたと感じた」というご主人。「私は図面を見てもそこまでピンと来ていなくて・・・。実際に完成した時に『こうなるんだね!すごいね』という驚きがありました」という奥さま。予想通りにできた喜びと新鮮な驚きがそれぞれの心に浮かんだようです。

暮らしてわかったこうすれば良かったこと
「予算の関係で仕様を変えなければならない部分はありましたが、絶対にやりたいと思うことはやるようにしたので『ああすれば良かった』はほとんどありません」とご主人。奥さまも「和室は床を一段高くしたかったのですが、予算の都合で考え直す事になりました。でも高くしなければ空間が広く見えるなどメリットもある。高くしないことを『選んだ』という感じです」とのことでした。
家を建てる方へのアドバイス
あせらずにゆっくり考えて、建売住宅や展示場などを色々見るといいと思います。家づくりの話が進んでいくと完成させた家を見たくなって、私達も「早く早く!」、と先を急いでしまいがちだったんですけどね。営業さんが『あせったらいけませんよ』とペースをキープしてくれたのが良かったです。色んな家を見に行って、「これはいいね」とか「こういうのはイヤかな」とか、自分達の意見を確かめた上で進めていくといい家ができるのではないでしょうか。

担当スタッフの振り返り

 

営業担当

ご主人の「おもしろい」の一言で、毎回進化していく家づくりが、とても楽しい時間でした。 笑顔の絶えないこの「家づくり」を私も永く大切にしていきたいと思います。これからもご主人から頂いた「おもしろい!」家づくりをしてK様のような「家づくり」をもっともっと広めていきたいです。

 

設計担当プランナー

ご夫婦とても仲が良く、常に楽しい打ち合わせでした。関わらせていただいたスタッフ一同、家族の一員であるかの如く色々お話をさせていただき計画を進める事が出来ました。お人柄に溢れた住まいが完成したと思います。敷地形状をいかす要望も含め、沢山の希望が明確にあった為、一つ一つバランスをとりながら形にする事が出来ました。寝室側から眺める中庭・LDKのライトアップされた空間が個人的に一番癒されます。K様の住まいづくりのお手伝いが出来た事をとても感謝すると共に、これからもどんどん素敵に味付けされていくであろうお住まいを、また折に触れ拝見させていただける日を楽しみにしております。今後共長いお付合いを宜しくお願い致します。

インテリアコーディネイター

梶田 友里

完成までの間本当に楽しくお打ち合わせをさせて頂きました。ご担当させていただけた事を嬉しく思っております。石の天板を使ったキッチン、存在感のあるタイル、畳コーナーで使用している独特な色のフローリング、外構計画と同時にご検討いただいていた室内のグリーンなど、どの場所にも思い入れがあり選べないほどです。これから存分に新しいお住まいでのお時間を楽しんでいただけたらと思います。