Case Study建築実例

空間ごとにさまざまな時間が流れるいえ

House data

愛知県長久手市 N様

世帯人数 5人 商品名 シンセ・スマートステージ
敷地面積 244.63m2 延床面積 154.56m2
1階床面積 85.77m2 2階床面積 68.79m2

濃淡の対比が美しい外観が通りに映えるNさま邸。Nさんご夫婦と3人のお子さまが暮らすこの家の中心は、ゆったりと広いリビング・ダイニングです。カウンターで勉強をしたりおやつを食べたり、夕食後はそのまま一緒に過ごし、下の2人のお子さまがリビングを離れるのは、就寝時やお友達が遊びに来ている時くらいだそう。奥さまの「家族で過ごす時間が増えました」という言葉にNさまもうなずかれていました。

家族の時間、集いの時間、個の時間。
どんなひとときも充実する空間づくり。

ご家族で過ごすリビング以外にも、Nさま邸は空間ごとにさまざまな時間が流れています。2階階段ホールはクッションフロア仕様で、子どもの遊び場として活用。廊下の造り付け本棚から取り出したマンガを寝そべって読む子にゲームをする子、お子さまのお友達がいつも集まっています。今回の家づくりで2番目のお子さんは転校することになりましたが「遊べる場所があるから家に呼んですぐに仲良くなれたので、本当に良かった」とNさんご夫婦は心底ほっとした表情でした。1階のおしゃれな和室もこだわりの場所。ご友人同士でお酒やお料理を持ち寄り、お子さま達が寝てから大人の時間を楽しまれているそう。その奥はパソコン作業に没頭できるご主人の趣味のお部屋となっています。

家づくりのストーリー

  • story01
  • 家を建てるきっかけ
入学・卒業のタイミングに合わせて家づくりを開始。

3人のお子さまが育ち、以前お住まいだったマンションが手狭になってきたNさんファミリー。小学校と中学校の入学が重なるタイミングに合わせて、家づくりをスタートしました。Nさんの「間違いなく地震は起きるので、家はここにいれば安心と思える場所にしたかった」という考えから、「鉄骨の家」を条件に家づくりのパートナーを探し始めました。

  • story02
  • ハウスメーカー選び
獅子舞で出会い、中の人への信頼感と提案力にひかれて。

半年近くハウスメーカーや工務店を回ったものの、なかなか納得できるパートナーに会えなかったNさんご夫婦。お正月シーズンの住宅展示場で、獅子舞のかぶりもの姿の営業スタッフを見て「あのお兄ちゃんと遊びたい」と追うお子さまにつられて入ったモデルハウス、それがトヨタホーム名古屋でした。「親身で、私たちの希望にプラスαの提案をしてくれました。最初に出してくれた間取り図で私は『トヨタホーム名古屋にしよう』と思い、後は主人の決断だけでした」と奥さま。ご主人は「他社とも比較して、総合的に見てトヨタホーム名古屋さんに決めました。それと獅子役の営業スタッフさんに子どもたちがすごく懐いて。子どもって人を見る目があるので、この方なら大丈夫と思ったのも理由です」と振り返っていました。

  • story03
  • 設計・工事
家族の暮らしや好みを反映した妥協がないプラン

「私達の希望をそのまま反映するのではなく、毎日の生活や動線などを考えて、『こんな風にするといいのでは?』と提案してくれるのが新鮮でした」と話すNさん。階段も、当初はリビング内と考えていましたが、お子さんのお友達が遊びに来る頻度などを考えた提案により、リビング外に設置。今、ご夫婦は「本当にその通り!」と声を揃え、「出入りが多いからその度にリビングを通られると落ち着かない」、「子どもは帰宅するとリビングに来るし、そんなに気にしなくて良かったです」と納得。キッチンも「趣味の部屋が欲しい」という話をするうちに、パントリーを部屋のように広くし、飾り棚を設けることに。収納するだけではなく、奥さまが夜に趣味の手芸に打ち込み、自分の時間を楽しめる空間になりました。インテリアについては、Nさんはシックなモノトーン系、奥さまは北欧系と好みが違うお二人。奥さまは最初「私が妥協しなきゃいけないのかな」と思われていましたが、インテリアコーディネーターがそれぞれの意見を聞いて照明や素材などをセレクトしてまとめ、お二人が満足できるテイストに仕上がりました。工事開始後は、現場に差し入れをする時などに中を見て回ることができ、ご夫婦とも楽しみな時間だったそうです。

完成

「邸宅感」のある家がもたらす満足感。

「図面でイメージはしていたんですが、実際に見ると『うわあ、すごい!』って思いました」と完成時を振り返る奥さま。Nさんは同時に「自分のうちができた」という思いも持ったそうです。「邸宅感のある家」という設計スタッフの言葉通りに仕上がったという外観は、毎日エントランスを通るたびに何物にも代えられない喜びを感じるそう。「『家を買うのはモノを買うのとは違う』と聞いていましたが、満足感を買ったような感じ。モノを持ったことだけではなく気持ち的な部分の満足感が非常に大きいです」と話してくださいました。

暮らしてわかったこうすれば良かったこと
「浴槽は黒で、壁は一面だけを白にしましたが、全面黒にしてもよかった。それくらいのことしかない位、全然不自由なくやっています」というNさん。「黒いお風呂って!」と笑う奥さまも「満足していて不自由はないけど、私の要望で2階のウォークインクローゼットに付けてもらったバルコニーに出られるドアは、結局使っていないので窓でも良かったかなとは思います」とのお言葉。お二人とも、大きく後悔するようなことはなかったようです。
家を建てる方へのアドバイス
疑問に思ったことは「細かいかな」と思っても聞いてみることです。建てた後だと簡単には変えられないし、例えばコンセントなどもそうですけど、ちょっとしたことで便利だったり不便だったり大きく違います。あとは、話しやすい方とつくることですね。打ち合わせもすごくよくやっていただいて、盛り上がって、楽しく家がつくれました。完成したら会えなくなってさみしくて、ロスになっちゃうくらい。そういうスタッフの方達と家をつくるということは、すごく大きいと思います。

担当スタッフの振り返り

 

営業担当

Nさまは私が営業として1棟目に担当させていただいたお客さまで、展示場で最初にお会いした時のことは今でもよく覚えています。お打ち合わせ中も本当に住まいづくりを楽しんでいらっしゃったので、私もそんなNさまの姿を見るのがうれしかったです。お客さまのこだわりをたくさん詰め込んだ、見た目だけでなく居心地も抜群の、オンリーワンなお家になったと思います。私に住まいづくりの楽しさを教えてくださりありがとうございます。

設計担当プランナー

近藤 弘幸

Nさまとはお住まいの完成まで毎回楽しく打ち合わせをさせていただきました。通行人が多い通り沿いなので、「いい意味で目を引くようにしたい」というご希望から、外観は大判タイルと大屋根が存在感を放ち、夜はライトアップで美しく浮かび上がる素敵な仕上がりになるよう設計しました。LDKや和室もデザインにこだわって打ち合わせを重ね、扉などの細部まで丁寧にデザインしてご提案しましたが、完成時にとても喜んでいただけて大変うれしく思っています。これからもこのお住まいでご家族仲良く、毎日の生活を楽しんでいただければと思います。

インテリアコーディネーター

梶田 友里

今回ご入居後にお伺いし、皆さまがお家での時間を楽しく過ごされていて、大変うれしく感じました。奥さまお手製のファブリックパネルなどが素敵に飾られ、Nさまらしいお部屋ができあがっており、それぞれのお部屋どこも思い入れがありすぎて、お話が尽きませんでした。
家づくりのお打ち合わせ途中には、お子さんが自由研究を「家ができるまで」という題材にされ、模型を作ったり、スタッフの似顔絵を書いてくださったりと新しいお住まいをとても楽しみにしているのが伝わってきたことを思い出します。ご担当させていただき本当にありがとうございました。